自分では見えにくい背中の産毛の処理に困っているという人もいるのではないでしょうか?タオルやクリームでセルフ処理を頑張る人もいますが、間違った処理をすると傷ができてしまう可能性もあります。

そこで、セルフ処理アイテムを使った間違った方法での背中産毛処理の危険性を解説しています。
背中の産毛の処理には脱毛サロンがおすすめの理由と、背中の産毛が生えている理由についても説明しています。

一歩間違えば大惨事!背中の産毛処理、みんなどうしてる?

背中は自分では見えない上に、よほど体が柔らかい人ではないかぎり手も回りません。そのためなかなか背中の産毛処理ができないと悩んでいる人も多いでしょう。

なんとかカミソリや除毛クリームなどの様々なアイテムを使って処理を試みてみるものの、肩甲骨などの凸凹によってうまく処理ができなかったり、誤って傷をつけてしまうという人もいます。

産毛処理に挑戦した人たちの失敗談

背中の状態は鏡を使ったり、人に見てもらったりしない限りチェックができません。そのため「知らないうちにニキビができていて、そのため産毛処理中にカミソリでニキビをひっかいて出血してしまった!」「産毛処理の後、赤い炎症が見られた」、他にも「手が届くところはしっかり処理ができたのに、届かない部分にはムラができてしまい、全体を均一に処理できなかった」など、様々な肌トラブルが起こってしまったようです。

自己処理で間違った方法とは?

ある程度体が柔らかく、背中に手が回るのであればカミソリでも処理が可能でしょう。しかしムラができる可能性や皮膚を傷つける可能性を考えると、あまり得策とは言えません。

そこで除毛クリームで処理をするという人もいます。自分で塗れるところは塗り、手が届かないところは人に頼むなどすれば、全体をムラなく処理できます。

しかしここでやりがちな間違いが、事前に肌のチェックをせずにクリームを塗ってしまうということです。

やりがちな方法の危険性

除毛クリームは体毛のタンパク質をとかすことでムダ毛を取り除くので、皮膚への刺激も強いのです。もしも背中にニキビや肌荒れがひどい部分があれば、より状態を悪化させてしまう可能性があります。産毛は処理できたけれど、肌がヒリヒリして痛むようになることも珍しくはありません。

体毛は体中にありますが、その濃さは部位によって違います。人によっては毛があるかどうかも分からないほど薄いこともあるでしょう。そもそも体毛は生える必要があるから生えているのですが、背中に産毛が生えるのはどういった意味があるのでしょうか?

背中に産毛が多い理由1:肌を守るため

赤ちゃんの背中を見てみると、産毛がたくさん生えているのが分かります。もちろん個人差はありますが、中には髪の毛よりも目立つという子もいるでしょう。これは体が本能的に保護機能を働かせているからなのです。

風や紫外線といった自然の刺激だけではなく、服の摩擦による刺激からも肌を守ろうとします。赤ちゃんは生まれたばかりは常に寝ころんだ状態なので、背中が布団や服の刺激を受けることが多く、より背中の保護機能が働いて毛が目立つようになります。

背中に産毛が多い理由2:温度調節のため

人間は恒温動物なので、変温動物のように環境に合わせて体温を変えることはできません。そのため厚ければ汗をかき、寒ければ服を重ね着するなどして自分で体温を調節する必要があるのです。体毛もその働きを担っており、温度調節のために一時的に毛深くなることもあります。

背中に産毛が多い理由3:触覚機能

背中は目が届かないため、代わりの何かで異変を感じ取る必要があります。その役割を担っているのが背中の産毛です。ちょっとした刺激があれば、それが筋肉から脳へと伝わります。どんな刺激を受けているのかを確認しようと脳が指令を出し、人は振り返ってみたり、背中に触れてみたりという行動にうつります。

このように微妙な変化を感じ取るセンサーのような働きをしているので、背中には毛が生えてくるのです。

男子たちはどう見てる?

体毛はホルモンの影響で濃さが変わります。例えば男性には男性ホルモンが多いので、太くて濃い毛が生えやすい傾向にあり、女性は女性ホルモンが多いので、毛が細くて少ないという傾向にあります。そのため男性からすれば毛が少ない=女性らしいという風にも見られるのです。

わざわざ全身をチェックするわけではありませんが、背中を露出しているような服を着てる人や、水着を着てる人の背中を見て、もしも毛が目立つようであれば、女性らしさのイメージからはずれてしまいます。

男性たちは女性に女性らしさを求めることが多いので、産毛が目立つのであれば処理をしてほしいと思っている人がたくさんいます。

タオル?シェーバー?背中の産毛セルフ処理アイテム、口コミ大調査

背中の産毛処理は自分でやろうと思うと簡単ではありません。そういった人々のために、様々なアイテムが販売されています。

脱毛タオル

脱毛タオルは背中をこするだけで脱毛効果があります。体を洗う要領で使うものなので、普段使っているボディータオルをこの脱毛タオルにかえて使うと良いでしょう。1回の使用でツルツルの状態になるとは限りませんが、継続して使っていくことで徐々に産毛が薄くなっていくことが期待されます。

強くこすりすぎると肌をいためてしまう可能性があるので注意が必要ですし、太い毛には効果が期待できないので、産毛以外の部分には使えません。しかし使い方が簡単で、毎日のように使える手軽さから人気を集めています。

背中専用シェーバー

足や腕などに使用している一般的なカミソリでは、背中の処理は難しいのが現実です。そこで販売されているのが、背中専用のシェーバーです。

取っ手が伸びるようになっているので、背中に手が届かなくてもきちんと処理できます。丁寧にやれば背中全体をツルツルにできますが、大雑把にやってしまうとムラができる可能性があります。電気シェーバーなので少し濃い産毛でも剃れるとあって多くの人気を集めています。

セルフ処理を上手にやるには?

まずは背中全体がうつるくらいの鏡を用意します。そして自分に合った脱毛アイテムを使用しながら手入れをしていきます。常に鏡を見ながらやる必要はありませんが、処理が終わった後には必ず鏡でチェックをしましょう。

そしてしっかりスキンケアも行います。こうすれば肌荒れを防げますし、もともと荒れ気味だった肌も徐々に綺麗になっていくでしょう。

背中の産毛処理から解放されたいなら、もうサロンしか方法はない?

背中の産毛処理のために様々な便利アイテムが販売されていますが、それを使ってこまめに処理を行うとなると面倒だと感じる人もいるでしょう。もしも限界を感じているのであれば、脱毛サロンやクリニックを利用するしかありません。

そもそも脱毛サロンとクリニックの違いとは?

脱毛サロンは基本的に一時的な減毛効果のある処理を行います。何度か通うことによって徐々に毛が薄くなっていくというような施術がメインなので、クリニックに比べれば費用はおさえられます。

それに対しクリニックは医療に基づいた脱毛を行っており、必ず資格を持っている人が施術を行います。専門性も高く、永久脱毛も可能です。万が一肌トラブルにあったとしても、その場で診察・治療ができるのも魅力の1つでしょう。しかしその分費用は高くなり、脱毛サロンの1.5倍~2倍くらいの相場となります。

広範囲の背中は価格も高くなる?

サロンやクリニックによっては脱毛範囲を重視して施術をする場合があるでしょう。しかし背中の産毛は脇や足などの毛に比べて細くて薄いので、何度も通わなくても2~3回程度で効果を実感できることもあります。通う回数のことを考えると、一概に価格が高くなるとは言えません。

もしも価格が心配なのであれば、リーズナブルで産毛処理の効果が高い湘南美容外科があります。月払いもできますし、シェービングをする際も1ヶ所500円と価格設定が良心的です。

まとめ

背中の産毛を自分で処理しようと思うと、とても難しいですし大変です。そんな時には便利なアイテムに頼ったり、誰かに手伝ってもらうことも大切です。脱毛サロンやクリニックなどにお願いするのも良いでしょう。

無理をして間違ったやり方をすれば、その分ケガのリスクも高まります。自分に合った方法は何なのかを見極め、綺麗な背中を目指して処理をしていきましょう。